ここ数日、「自分はまだ受験生」という自覚がなくなっております。ヤバいです。
立命後期、今のところ東洋史学専攻は出願者24名のようです。定員が5名で、倍率4.8倍。仮に8人ぐらい取るとしても3倍。
これでも割と希望的数値でしょうか。
こんなこと言うと怒られそうですが、「とりあえずどの学部でも良いから受かればいいや」って思ってる人には個人的に負けたくはないです。本気でその分野を勉強したいと思ってる人間もいるのですから。
……まあ、前期では全落ちしたので負け犬の遠吠えにしか聞こえませんけどね。
ルーラー様に「世界観、設定にこだわりすぎなのではないか」という指摘を受けたので少々考え直しております。
ラノベって、また俺の個人的イメージなんですが、いわばキャラ小説ですよね。
設定や世界観にばっかこだわってたらキャラが薄れてしまうのではないか……という懸念があります。
なので今回はメインキャラは3人!
これくらいの人数なら世界観がでかすぎてもなんとか収拾つくはず……と思いたいですが、まだ一行も書いてないのでなんとも言えません。
いや、設定を今こねくりまわしてるのは、「ツッコミが入ると怖い」っていう感情から来てるんですよね。
前回応募したのはツッコミどころ満載だったので、今回はどこをどうツッコまれても完璧に答えられるような設定にしたいと思ってるんですよ。これでも前回の反省は活かしているつもりです。
しかし……設定負けしてる気もしております。
設定ばっか考えて肝心の本文は書いてないっていう一番悪い状態ですからね、今。
プロットも頭の中でなんとなーく考えてはいるのですが、まだちゃんとした文章にはしておりません。
あと、昨日書いた記事ですが、「二番煎じはダメ」ってのが……うーん……ちょっと頭に引っかかっております。
二番煎じでも面白ければいいんだ。面白いが正義だから。
でも逆に二番煎じでつまらなかったら?
例えばですね……受身で過度な一人称主人公、傍若無人なヒロイン、宇宙人未来人超能力者とくれば、大抵の人はハルヒを思い出すでしょうね。
それを仮に書いたとして、「これはウケるか?」って問題が出てくると思うんですよ。
そりゃースニーカー大賞受賞のハルヒを超えられるのならばもちろんそれは正義なんでしょうが、つまらなければ単に「劣化ハルヒ」「ハルヒのパクリ」ってレッテルを貼られるわけで。
そういうのは大抵、一次選考に通ったとしても、「売れない作品だ」と編集部に判断されて、受賞はできないと思うんですよ。
もちろん投稿するんじゃなくてアマチュアで書いてる分には何も問題はないと思います。
ただ……これでも俺は「一応物書きとして飯食っていきたい」と無謀にも思ってる若造なので、受賞できなかったら意味ないんですよね。すみません、これはすべてのアマチュア作家さんに無礼千万ですね。
「正義」とか「ダメ」とか考えている内はたぶん受賞はできないと思っております。
昨日も書きましたが、一番良いのは「自分が書きたいものを書いて、それがウケる」というものですが、もし「自分の書きたいもの」が市場のニーズに合っていなければ? とか考えちゃうんですよ。
ああ、ジャンプの「バクマン。」を読んでるからこんなこと考えてるんでしょうね。
「とにかくウケて受賞したい!」って気持ちからくる考えだと思うんです、これは。
作家には天才型と計算型がいる……ってのもバクマンに書いてましたっけ。
「自分の書きたいものがウケる」ってのが天才型、「市場のニーズに応えている作品を書く」のが計算型なんでしょうか。
俺はたぶん天才型ではないと思うので、計算型になってるんだと思うんです。
でもこれだと大ヒットは生み出せない。これもバクマンに書いてましたっけ。
……「天才型」って言葉だけで何もかも片付けてしまうのは自分でも癪ですが、実際そういうものなんじゃないかな……バクマンで書いてることを鵜呑みにするのも馬鹿のすることですが。
でも、ただの己の怠慢を才能の有無で片付けてしまうつもりはありません。俺なりにない頭振り絞って努力はしてるつもり……です。
今日も一日中、昨日書いた状況の打開策をひたすら考えておりました。
一応思いつきました。世界観を壊さず、かつ序盤の伏線を回収できるようなアイデアが閃きました。
でもなぁ……冷静になって考え直してみると、「二番煎じはダメだ!」「馬鹿一はダメだ!」とか言いつつも自分の書こうとしているものは馬鹿一のような気がしてきました。
最近の馬鹿一ってあれでしょ? なんか秘められた能力持ってる少年のところに別世界から美少女がやってきて、その女の子がツンデレで、ツンデレなら声優は釘宮さんにしよう、とかそんなんでしょ?
……俺のにもだいぶ当てはまる……
俺の場合読書量がふざけてるくらいに少ないので、こんだけ視野が狭いんだと思います。
つくづく本を読むのは大事だなぁ、と思ったり。
よし、明日はプロットを書き出してみよう。
んで穴が見つかったらふさいでいく感じで。
世界観や設定も大事ですが、やっぱり自分が考えたキャラに自分の小説の中で生き生きと動いてくれているのが一番の幸せでしょうからね。
途中の挿入エピソードどうしよう。そのへんはまだ考えてなかったり。
まあ書いてる途中に思いつくでしょう。
俺の場合、……たぶん……プロットが出来上がったらスラスラ書いていけるはず……
あとは俺の語彙の貧弱さが問題でしょうか。
結局本読めってことですね。
明日明後日って国公立受ける奴ら、がんばってくれよな!
応援してるぞ!
俺は外出禁止命令が出ました。朝雨戸を開けることすら禁じられました。
勘弁してくれ。
ニコニコで、「ダブルラリアット」と「チャーハン作るよ!」を合わせた動画見て泣いてしまいました。
あの解釈はなかった。
でも素晴らしい。
こういうとき、世界はなんて美しいんだって思ってしまいます。