冬休みもあと二日しかありません。
宿題やってません。
やれと言われてるのにできてません。
今日も朝起きたのは7時半だったのに、眠くて眠くて、さらに数時間寝てた。
気付いたらもうこんな時間。
眠いのは夜寝るのが遅いからってわかってるのに、全然変わろうとしない。
「君は社会のゴミだな」
言われても文句言えません。
だってその通りだから。
おかんが宿題はどうするのか訊いてきました。
「もうちょっと待って」
と答えました。
その「もうちょっと」がどれだけの時間なのか俺にはわかりません。
去年みたいに、3学期が始まっていきなり何日も休むなんてことになるのかな。
学校の先生たちはもうわかってくれてるだろうけど、それに甘えてちゃいけない。
それは頭ではわかってるんです。
でも動けないんです。
俺はどうすればいいんでしょうか。
誰か教えて下さい。
と言いつつも、これからメイプルやります。
本当に俺って人間のクズだな。
とりあえずLVだけ上げました。
で、そろそろ空しくなってきた。
強くなってどうするのかと。
そもそものゲームの根底を否定してることになるわけだけど、思ってしまった。
何やってんだろうな、って。
姉貴が俺の部屋にやって来て宿題に手を付け始めたらどうかと言ってきた。
一応、従いました。
宿題がどれだけ出てるかの確認だけしました。
やるのは、無理でした。
今目の前にあるものから目を背けようとしてしまった。
「国語を少しでもやっていけば、平井先生は喜んで褒めてくれると思うよ」
わかってる。
でも、できないんだよ。
動きたくないんだよ。
もういやだ。死にたい。
俺なんか消えてしまえ。
その場から逃げ出しました。
散歩と言って船戸中を歩き回りました。
歩きながら思いました。
もし、ここで小学校の同級生と会ったりしたらどうしよう? って。
「今お前何してんの?」
って訊かれたら本当に返答に困ります。
昔、姉貴が今何してるのか訊かれたときと同じような感じです。
ついに我が身に、というわけですか。
あと、父親と息子、二人仲良くバトミントンやってる姿を見ました。
ウチもそうであればよかったのに、と一人悔しくなりました。
重い足を引きずりながら、一応帰宅。
すぐに自分の部屋に逃げ込んで、布団に潜り込みました。
いろいろ考えました。
いろいろ、と言ってもむしろ「悪いこと」ばかり考えてましたね。
学校辞めようかな、今から部屋の窓ガラス全部割ってやろうかな、カッターでまたリストカットやろうかな、早く死ねないかな、学校辞めようかな、死にたいな、学校辞めようかな……
そんなことを延々とループして考えてました。
もう、下の姉貴が言ってた条件を満たせる自信がないよ。
そうやって、俺は家族から見離されていくんだろうな。
姉貴は「私はお前を見捨てないよ」って言ってくれてたけど、そう言ってもらうとかえって辛いよ。
いずれは、ヒキコモリだとかニートになるんだろうな。
簡単に自分の未来が想像できるよ。
学校辞めようかな。
勉強する気がないなら、ただの金の無駄でしかないよな。
学校辞めて、何するか。
フリーターやるか?
そもそも、働けるのか?
気がついたらパソコンの電源入れてる自分がいますよ。
何がしたいんだろうな、俺。
死にたい。
死にたい。
死にたい。
あと二日しかない。
いや、今日はもう終わるからあと一日だ。
無理だ。
やろうとしてすらないけど無理だ。
尻叩かれなきゃ動けないってわかってるけど、尻叩かれても頑固に動こうとしない自分。
そのうち、こいつは使えない奴だな、と思われて誰も乗ろうとしなくなる。
そうして、そのまま死ぬんだろうな。
明日。
明日は少しだけ足掻いてみようと思う。
今、姉貴が部屋に来て、「明日朝起きたら、現代文の問題を一問だけでいいから解いてみよう」って言ってきた。
きっと、平井先生は喜んでくれるかな?
今考えてることが明日まで残ってるかわかんないけど、でも、足掻こうとしなきゃどうにもならないし。
今日はフリマに放置はしない。
これをやると次の日、いきなりパソコンから始まることになるから。
さっきちょっと寝ちゃったけど、もうじき寝ます。